Service

AWSクラウド構築サービス

Architecture : CASE 04

オンライン会議・クラス用アプリケーションを構築したい

  • 業務アプリ

この構成のポイント

  • POINT 1

    従量課金制によるコスト効率的なソリューション

    従来、オンライン会議アプリやその他のコラボレーションツールは、ライセンス料や長期契約による固定費が必要で、運用コストを低く抑えることは難しいとされてきました。この構成では、Amazon Chimeの活用により、利用者は使用した分だけを支払うという従量課金制を採用しています。高額な先行投資を必要とせず、ランニングコストも最小限に抑えることが可能です。

  • POINT 2

    高品質なオーディオとビデオ

    Amazon Chimeは低レイテンシー、高品質なオーディオとビデオ通信を提供します。ビデオ会議でよくある音声が途切れる、映像が乱れるといった問題が少なく、ミーティングや会議において重要なコミュニケーションが円滑に行えます。

    また、会議出席者が利用できる帯域幅に応じて、受信/アップロードされる動画の画質を調整するなど、ネットワーク環境が悪い場合でも通話の品質を確保する機能が備わっています。

  • POINT 3

    必要なバックエンドリソースは自動生成し開発時間を短縮

    AWS Amplifyを使用して必要なバックエンドリソース(AWS AppSync API、AWS Lambda function、Amazon DynamoDBテーブルなど)を自動的に生成し、バックエンドリソースの設定と作成にかかる時間を短縮します。シンプルなアプリを早く構築したいといった場合が理想的です。

サンプルアーキテクチャ

使用するクラウドリソース

クラウドの機能 AWSサービス名
仮想プライベートネットワーク Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC)
オンライン会議・チャット Amazon Chime
SSL/TLS 証明書 AWS Certificate Manager (ACM)
WEB APIリクエスト処理(バックエンド処理) AWS AppSync
データベース Amazon DynamoDB
WEB APIリクエスト処理(バックエンド処理) AWS Lambda
オブジェクトストレージ Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
静的WEBホスティング、環境構築、ビルド・デプロイ AWS Amplify

設計メニューとレシピ

設計メニュー 構築レシピ
全体構成
  • 要件定義 ※1 ページ下部「その他の想定」をご参照ください
  • アクセス管理設計(コンソールへのユーザーとアクセス)
  • ネットワーク設計(IPアドレス範囲、アクセス制御内容、負荷分散タイプ)
  • インスタンススペック決定(種別、サイズ、ディスク容量)
ネットワーク設計
  • VPC設計と分割(サブネット、ルートテーブル、インターネットゲートウェイ)
  • プライベートサブネットとパブリックサブネットの設計
サーバー(コンピューティング)設計
  • AppSyncのGraphQL APIの設定
  • AppSyncのデータソースとDynamoDB リゾルバーの関連付け
  • AppSyncのリアルタイム更新の設定
  • Amplifyのフロント・バックエンド設定及びビルド設定
  • Lambda基本設定(メモリ、タイムアウト、エラーハンドリングなど)
  • Lambdaのロールとポリシーの設定
  • Lambdaのバージョニングとエイリアス設定
データベース設計
  • DynamoDB テーブル設定
  • キャパシティ設定
  • 自動スケーリング設定
  • バックアップと復元の設定
セキュリティ設計
  • AppSync APIへのアクセス認証設定
  • Lambda関数の実行ロール設定
  • Chime API用 IAMロールとポリシー設定
  • DynamoDB用IAMポリシー設定
  • IAMユーザー、グループ、ロールの作成とアクセスポリシーの設定
  • AWS WAFやAWS Shieldなどのセキュリティサービスの設定
監視・ログ設計
  • CloudWatchの設定(標準メトリクス仕様)CloudTrailの設定
  • ログの保管とアクセス管理の設定
  • アラームや通知の設定 ※2
デプロイメント設計
  • AWS AmplifyでのCI/CDパイプラインの設定 ※3
Menu 1. 全体構成

Recepi

  • 要件定義 ※1下部「その他の想定をご参照ください)
  • アクセス管理設計(コンソールへのユーザーとアクセス)
  • ネットワーク設計(IPアドレス範囲、アクセス制御内容、負荷分散タイプ)
  • インスタンススペック決定(種別、サイズ、ディスク容量)
Menu 2. ネットワーク設計

Recepi

  • VPC設計と分割(サブネット、ルートテーブル、インターネットゲートウェイ)
  • プライベートサブネットとパブリックサブネットの設計
Menu 3. サーバー(コンピューティング)設計

Recepi

  • AppSyncのGraphQL APIの設定
  • AppSyncのデータソースとDynamoDB リゾルバーの関連付け
  • AppSyncのリアルタイム更新の設定
  • Amplifyのフロント・バックエンド設定及びビルド設定
  • Lambda基本設定(メモリ、タイムアウト、エラーハンドリングなど)
  • Lambdaのロールとポリシーの設定
  • Lambdaのバージョニングとエイリアス設定
Menu 4. データベース設計

Recepi

  • DynamoDB テーブル設定
  • キャパシティ設定
  • 自動スケーリング設定
  • バックアップと復元の設定
Menu 5. セキュリティ設計

Recepi

  • AppSync APIへのアクセス認証設定
  • Lambda関数の実行ロール設定
  • Chime API用 IAMロールとポリシー設定
  • DynamoDB用IAMポリシー設定
  • IAMユーザー、グループ、ロールの作成とアクセスポリシーの設定
  • AWS WAFやAWS Shieldなどのセキュリティサービスの設定
Menu 6. 監視・ログ設計

Recepi

  • CloudWatchの設定(標準メトリクス仕様)CloudTrailの設定
  • ログの保管とアクセス管理の設定
  • アラームや通知の設定 ※2
Menu 7. デプロイメント設計

Recepi

  • AWS AmplifyでのCI/CDパイプラインの設定 ※3

その他の想定

構築レシピ
ご注意事項
構築レシピ ご注意事項
  • ※1. 要件定義・設計のなかで、最大3 回の Webミーティングを実施します。訪問先での現地作業は対応外となります。対面での打ち合わせが必要な場合は別途お見積りいたします。
  • ※2. アラームと通知の設定は標準メトリクスを使用し、最大5つまでを想定しています。追加が必要な場合は監視オプションサービスをご利用ください。
  • ※3. テスト、ビルドは作業範囲外となります。また、デプロイ後の動作確認はお客様に実施していただきます。
お客様に
ご協力
いただくこと
お客様に ご協力 いただくこと
  • 構築時のクラウド内の実費および外部サービス料金はご負担いただきます。
  • AWSマネジメントコンソールの管理者権限をご提供いただくか、弊社にてアカウント代行作成を行います。
  • アカウント登録時、決済情報をご提供いただきます。弊社にて、請求代行をご希望される場合は毎月の実費に対して10%の手数料を頂戴します。
  • 既存アカウントへの構築をご希望の場合は、事前調査にマネジメントコンソールのroot権限及びSSHでのアクセス権をご提供いただきます。
前提条件
  • 既存アカウントの状態やご希望の内容によって対応できない場合もございますので予めご了承ください。
  • ご希望の構成内容やビジネスロジックの複雑性によって実現可能性調査に費用が別途必要な場合があります。
構築レシピ
ご注意事項
構築レシピ ご注意事項
  • ※1. 要件定義・設計のなかで、最大3 回の Webミーティングを実施します。訪問先での現地作業は対応外となります。対面での打ち合わせが必要な場合は別途お見積りいたします。
  • ※2. アラームと通知の設定は標準メトリクスを使用し、最大5つまでを想定しています。追加が必要な場合は監視オプションサービスをご利用ください。
  • ※3. テスト、ビルドは作業範囲外となります。また、デプロイ後の動作確認はお客様に実施していただきます。
お客様に
ご協力
いただくこと
お客様に ご協力 いただくこと
  • 構築時のクラウド内の実費および外部サービス料金はご負担いただきます。
  • AWSマネジメントコンソールの管理者権限をご提供いただくか、弊社にてアカウント代行作成を行います。
  • アカウント登録時、決済情報をご提供いただきます。弊社にて、請求代行をご希望される場合は毎月の実費に対して10%の手数料を頂戴します。
  • 既存アカウントへの構築をご希望の場合は、事前調査にマネジメントコンソールのroot権限及びSSHでのアクセス権をご提供いただきます。
前提条件
  • 既存アカウントの状態やご希望の内容によって対応できない場合もございますので予めご了承ください。
  • ご希望の構成内容やビジネスロジックの複雑性によって実現可能性調査に費用が別途必要な場合があります。

CLOUD OPTION

基本構築メニューには含まれませんが、ご要望に応じて以下のサービスをカスタマイズし含めること可能です。

  • VPN設定
    専用線での接続でインターネットを経由しないリソースへのアクセスを可能にします
  • 侵入検知
    レート制限を超えるとブロックし、未知の攻撃パターンから保護します
  • SPF設定
    Sender Policy Frameworkの設定でスパムメール判定を緩和します
  • キャッシング設定
    専用線での接続でインターネットを経由しないリソースへのアクセスを可能にします
  • IaC作成
    Cloud Formationにてインフラをコード化し同様の構成の環境構築の手間を削減します
  • 自動フェイルオーバー設定
    ホストのヘルスチェックを行い故障時に健全なホストへ自動切り替えを行います
  • イベント設定
    Event Bridgeを使用した特定のビジネスロジックまたは操作をトリガーするイベントを生成します
  • ライフサイクル設定
    S3へのアーカイビングをデータの使用頻度や重要度などの特性ごとに計画し実装します
  • バックアップ設定
    Backup Valutを使用したカスタムバックアッププランの作成と実装を行います

その他、特定の要件に合わせてカスタマイズのご提案をご希望の場合はお問い合わせください。

オプション 料金はこちら

クラウド、もっと身近に。

デジタル化やDX計画策定において障害やリスクとなる要因はクラウドの概念や特性を理解しづらいことがあるのではないでしょうか。

 Motocleは「手の届く、クラウド」をモットーに掲げ、「わからないから任せるしかない」という発注者側の困難な状況を解消することを目指しています。

デジタル化やDX計画策定において障害やリスクとなる要因はクラウドの概念や特性を理解しづらいことがあるのではないでしょうか。

Motocleは「手の届く、クラウド」をモットーに掲げ、「わからないから任せるしかない」という発注者側の困難な状況を解消することを目指しています。

また、提供者側の既得権益(知識の格差)を排除し、意思決定プロセスにおいて透明性を担保する配慮を行っています。